8.5時間の日帰りハイキング
駅からバスやロープウェイを使用しないルートを紹介をします。JR中央線の御嶽駅に7時に降りて、道路を1.5時間歩くと御岳山山頂まで行くためのロープウェイ乗り場に到着します。横には鳥居がありそこをくぐるとロープウェイに沿って歩くコースになっています。ロープウェイなら10分で山頂に着きますが、自分の足で登った結果、1時間かかりました。
標高929m御岳山の近くには御嶽神社があり、その周囲にはお土産を購入できたり食事もできる店が並んでいます。残念ながら、現在の御嶽神社は工事中でネットが被せられていました。御岳山と大岳山の特徴は、山から綺麗な水が豊富に湧き出ていることです。晴天の中でも山の斜面から道路に水が流れ、路面が一年中濡れていることがわかります。水が綺麗なため村の周辺ではワサビが栽培され、お土産として購入することができます。店の人に頭を下げて値段も下げてもらいました。
御岳山の特徴は、山頂まで登れば隣の山に続けて登ることができるメリット。標高1084m鍋割山と標高1267m大岳山を目指して歩きました。御岳山から大岳山に進み始めるコースは幅が広くて歩きやすい。しかし、少しずつ岩が増えて最後には鎖やロープを使用したコースへと変化しました。頂上は広いものではありませんが、眺めは最高。富士山がしっかりと見えます。
帰りに同じく一般道を歩いていると、ところどころ森林の中にピンクテープが潜んでいます。本来、ピンクテープは登山のルートの目印として木の枝につけられているもの。そこを伝って歩いていくと誰も住んでいない家があったり蛇がいたり…。体力にも限界があり夕方で危険を感じたためすぐに折り返しました。御嶽駅には15:30に到着しましたが、8.5時間も歩いたためふくらはぎがパンパンになりました。
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