梅雨入り前は、けっこう暑くなりますよね。半袖になれたり一時的に夏気分を味わえることもあります。その時期に高尾山へ登れば、しばらくかいてない汗が一気に出て身体的健康に少し近づきます。さらに、ストレスが解消されることで精神的健康に結びつくメリットもあります。
日本百名山が並ぶ長野県の山々には標高が3000mを越えるところが多くあります。そんな時、標高差が開くことでどんな傾斜になるかを考えるのも大切です。山選びのコツとして、標高と、標高差と所要時間、季節がカギになります。それを見た上で出発予定時刻までにその山のスタート地点に立てるかを計算すれば、自分に合った選択に近づけられると考えられます。
高尾山の標高は599mで標高差が400m。1年中登山・ハイキングが可能で、都心や他県からでも電車やマイカーを利用すれば短時間で来ることができます。そのため、人はとにかく多いのは皆さんもご存じではないかと思います。
①高尾山稲荷山コース↑
高尾山稲荷山コース登山口↑
③高尾山1号路↑
④高尾山薬王院↑
高尾山は、1~6号路と稲荷山コースがあります。これらのルートを組み合わせることで何度も同じ山を楽しむことができます。新しく買ったグッズを見て気持ちがワクワクしますが、それをすぐに試すことができるのは稲荷山コースになります。慣らしてから高い山へ行かないと安全性も高まりません。
高尾山では、744年(天平16年) 行基により開山(初登頂=初登山)が行われ、高尾山薬王院が創建されました。北島三郎が創設したのではないのです。この薬王院を表側から参拝するには1号路を使用するのが有名ルートになっています。お寺や神社をお参りする際、裏側より表側から入る方が良いとされるため、初詣には1号路を経由することをおすすめします。
1号路のルートはほぼ石畳舗装になっていますが、ケーブルカーの終点までは傾斜がきつくて体力を一気に消耗してしまいます。この地点まで足を止めることなく到着できたら自信を持っていいと思います。
1号路のケーブルカー乗り場から少し歩くと、上の写真付近に金比羅台(展望台)があります。撮影しているところの裏側になります。展望台に上がらなくても、ベンチから東京都の景色を眺めることができます。
1号路の魅力は足場が整備されているだけではなくルート沿いにお店があるため、休憩しながらゆっくりと歩くことができます。
ここから薬王院の入口となります。
ここを通過すればもう少し。
薬王院の中にもお店が並んでいます。
高尾山では、ここも一つの有名スポットになってきているのでしょうか。このワンちゃんへ会いに来る人が多いようです。
参拝を済ませて、さらに奥へ進むと頂上への道に繋がります。
土日の昼間に高尾山へ来た場合、頂上では大勢の人が休憩しています。座る場所が十分に確保できない日がよくあります。そのため、シートを持っていくことで座る環境を自分で作ることも大切になります。また、早朝ハイキングをすることで土日でも大勢の人に会うことなく落ち着いた時間を味わうこともできます。
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