高尾山の休日は早朝も夜にも訪れる人がいます。
日曜日の朝を早起きしたとき、天気が悪いと月曜日のテンションが下がりそう…。休日は誰にとっても特別な日だと思います。いつもとは違った環境を味わえる可能性が高いため、悪天候で活動範囲が狭まると自然と思考まで閉鎖的になったりマイナスに傾くのかもしれません。
では、いつもとは違う環境に自分から飛び込んでいくことにチャレンジ。あまりおすすめはできませんが、高尾山で早朝の雨天をハイキングしてみました。
朝7時に高尾山口を出発して、ここまですれ違う人はいませんでした。お店も閉まっていますし、いつもとは間違いなく違う。京王電鉄が高尾山を多く広告・宣伝する前のような雰囲気に似ていました。
雨は座れる場所を座りにくい場所に変えてしまうので、登山やハイキングでは休憩をうまくとらせてくれない要因になることがわかります。
薬王院の入口(正面)、3号路(左)、4号路(右)の合流地点になってやっと人がうっすらと見えてきました。1号路も含めて、樹木の葉が傘代わりになってくれるため、豪雨ではない限り簡単には服がびしょびしょになることはないようです。ただ、季節によっては葉の量が少ないため、たくさん濡れてしまうこともあるため、初級の山でも雨具または傘を携帯することは欠かせませんね。
雨の日は本当に静かな高尾山になります。普段は賑やかな1号路。外国人観光客も増加し、日本語だけではなく他国の言葉をすれ違いざまに耳にする時代になっています。しかし、雨の日は葉っぱに雨の粒が垂れる音が聞こえたり、鳥の鳴き声がちゃんと聞こえてくるため、高尾山を懐かしい時代に少し戻してくれるのかもしれません。
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