高水三山(たかみずさんざん)大自然ハイキングの穴場はここにあり。

高水三山は奥多摩の中でも青梅駅寄りにあります。軍畑駅と御岳駅の間を縦走するコースがガイドブックに多く紹介されています。この二つの間に沢井駅があり、そこからもコースが出ているため色んなハイキングを楽しむことができます。

今回は御嶽駅近くにある駐車場に自動車を駐車し、そこからJR青梅線で軍畑駅まで移動してハイキングをスタートしました。

この駐車場ではベンチがたくさん配置されているため、自動車のトランクを開けながらベンチに座ってしっかりとハイキングの準備をすることができます。綺麗なトイレも管理されているため、女性にとってはかなりいい場所になります。

軍畑駅は御嶽駅周辺に比べるととても静かな駅になります。駅を出て真向かいに郵便ポストがあり、その左隣に売店があるためお昼ご飯や飲み物を購入することができます。写真の左側にはトイレがあるため、ハイキングの前にここでトイレを済ませておくことをおすすめします。御嶽駅側に駐車した場合はコンビニがあるため、営業時間を気にすることなく買い物を済ませることができます。

線路を跨いで北上すると高水三山の入口に向かうことができます。

最初は一本の道ですが、案内がないため初めてここへ来た場合は少し迷うことも考えられます。

しばらくすると分岐路になります。赤い案内標示が立っていますが、その先に入口が見えてこないためすぐ手前の坂を登りたくなってしまいます。でも、この道路を左折してしばらく進んでください。

駅からこの分岐路までは15分になります。平溝橋の手前に茶色の案内標示があるため、確認すると左の平溝通りへ進むことになっています。

天気が良かったため、登山道に入る前から気持ちが良くなってきました。

平溝通りでは、綺麗な渓流(平溝川)が静かな音を立てて流れています。鳥の声がよく響いているため、癒し系の音楽を聞いているような感じがしました。途中で道路から渓流に降りれる階段もあるため、冷たい水に触れたいときはいいかもしれませんね。

写真をよく見ると分かると思いますが、小さな魚が泳いでいました。登山口ではマス釣りの場所があったくらい。

ようやくしっかりとした案内標示がありました。分岐路に石碑があり、右側を歩いていくことになります。

この高源寺は平溝橋から15分になります。簡易型トイレもあります。

高源寺の奥にはこのようなところもあります。

平成29年4月22日に高水三山のルート内でツキノワグマ目撃情報がありました。前回のハイキングもあったため、油断はできないみたいですね。

前回の高水三山は冬に来たため、森林の葉が枯れて寂しいイメージがありました。5月の高水三山は緑が多くなり花があちこちで咲いているため全く違ったイメージを持ちました。

ここからが本格的な山道になります。軍畑駅周辺には駐車場がないという案内になっていますが、ここへ駐車している自動車が一台ありました。でも、多くの自動車が駐車できるようなスペースがないため、自動車で来たときは御嶽駅か沢井駅の周辺にある駐車場をおすすめします。

これは、砂防ダムです。ダムの水量によっては真ん中から滝が流れるのでしょうか。上がってみると、ダム内に水は…少しも溜まってない…。どうやら、水を溜めるものではなく、名前のとおり砂を貯めるダムとして東京都が平成6年に建設しました。平溝川の氾濫から土砂崩れに対してJR線やその周囲の民家を守る目的で建設されました。

砂防ダムを越えると急こう配を登っていくことになります。段差が大きく登りにくいところは岩場が多く、転落のリスクが高くなっています。

この日はゴールデンウィーク3日目。高水三山は御岳山・大岳山に比べて登山者が少ない山でした。連休中でも混雑を気にすることなく大自然を堪能できます。また、軍畑駅から御嶽駅に進むルートは、東から西へ進むことになっています。高水三山は森林の隙間から日差しが抜けてくるところが多く、その光線が綺麗に見えます。

前半からしっかりと湧水が出ています。①ガスバーナー②湧水③インスタント食品で最低限のお昼休憩ができちゃうんですよね。水筒に熱々のお湯を持っていかなくてもいいんです。水筒はリュック内を重くするため、お昼休憩をとっても体力が奪われたり身体の筋肉、靭帯、骨格に対する負担が大きくて損傷の原因となってしまいます。これからも長くハイキングを楽しむなら、自分に対して安全で優しい服装・荷物を身に着けていくことをお勧めします。

前半は標高759mの高水山を目指して登ることになります。登山道を歩きながら長い針葉樹林を見上げる機会が多くなります。

高水三山の針葉樹林は、岩の上からでも針葉樹林が育っていることです。倒れているものもありますが、崖のところで立っていられるのはすごい生命力を持っている証だと考えられます。

砂防ダムから急坂が続き、案内標示が立てかけられた場所まで登ると登山客が休憩をしています。後ろを向くといい景色が見えるため、少し休憩が長くなるのかもしれません。

ここには、展望できる岩があるため、そこに上がって休憩しながら景色を眺めるのもお勧めです。

急坂を過ぎれば高水山まで緩やかな道が続きます。

高水山頂上手前には、常福院があります。開設は入唐八家(最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・円珍・宗叡)の一人として、円珍になります。円珍は西多摩・日原の大日如来窟で修行していました。

平安時代838年、座禅中の円珍の前に金色に輝く不動明王が忽然と現れ、 「我は金色不動明王である。仏法の真髄を伝える汝を守護するために示現するものなり。 仏の教えを究めて迷える衆生を導くべし」と告げられ、常福院を開設したことが伝えられています。門を入って右側にお守りやご朱印を購入できる場所があります。優しい和尚さんが受付をしています。和尚さんはルートの解説もしてくれました。

常福院の表側は日照条件がよく、暖かくてベンチも用意されています。裏側は木陰でトイレもあり広々としています。

常福院から10分程度で高水山頂上へ到着します。ただ、標柱が見当たりませんでした…。登山をやっていると、どうしても標柱に触れたくなってしまうんです。

高水山の頂上から見る景色はこんな感じです。この日は、お昼休憩をとっている人も多くいました。

高水山からのスタート地点は急こう配が続き、ロープを利用して降りる場所が多くありました。木の根でつまづくと簡単に下まで転落するようなコースになっていました。

急こう配を過ぎると陣馬山から景信山に縦走するような緩やかな道を歩きました。

次の山は標高793mの岩茸石山。高水山より高いため、平坦なまま到着するわけがありません。すごい急坂が多くなってきました。

標高793mの岩茸石山へ到着。

今度は標柱を踏むことができました。本当によかったです。

岩茸石山の山頂は高水三山の中でいちばん景色がいいところになっています。ベンチもあるため、お昼休憩をするには絶好のポイント。高水三山をハイキングするのであれば、ここをお昼休憩に設定してスタート地点の時刻を決定すればうまく登れることが考えられます。

岩茸石山の次は標高756mの惣岳山へ向かいました。岩茸石山よりも低い山になりますが、到着するまで岩場を登ったり降りたりの連続でした。

岩茸石山から40分程度で惣岳山の頂上へ到着しました。岩茸石山と惣岳山の頂上ではトイレが管理されていません。惣岳山の頂上からは景色が見えないため、小休憩となりました。

太陽が少しずつ西へ傾いていきますが、このコースは御嶽駅側へ移動しているため、日没まで日差しがなくなることはありません。

関東ふれあいの道は東京都の中に7本あり、その1本は高水三山を通っています。高水三山の中でも、岩茸石山と惣岳山を抜けていくコースは「山草のみち」という名称がつけられています。

途中で沢井駅に降りる分岐点もありました。

惣岳山の頂上を越えれば岩場歩くことはなくなります。後ろの人と会話をしながら歩きやすいルートになっています。

登山道で注意をしなけばならないのが、上の写真にあるようなもの。気が付かないまま足が引っ掛かると簡単に転倒してしまいます。転倒したときに胸部が木の枝や石に衝突することで骨折することもあるので十分に気を付けてください。

最後はこのお寺の敷地内に降りてきます。ここは御嶽駅のすぐ上にあるため、お寺から出ると線路や駅がすぐに確認できます。

ちょうど、バイクが停車してあるお店の左側に狭い階段があり、そこから降りてくることになります。高水三山は縦走ルートの中でも急こう配、岩場や尾根道を歩ける山です。登山の所要時間はそれほど長くありませんが、大自然を堪能しながら登山のレベルアップにも繋がるため、奥多摩の穴場と言えます。







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